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日本の山からアルプス・アンデス・ヒマラヤまで
by aocima
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アチクタシ谷からアライ山脈
2008年 05月 14日
葱嶺(パミール山脈)の草原の一角からみた、なんでもない風景。しかしこれが何十年も眼底に残っているのは、理由がある。登山を終えて、ゆったりした気持ちで、キャンプ地をはなれて、はじめて一人で散歩にでかけた。小さな河岸段丘にそって、何キロかさかのぼっていくと、みえなかった4・5千米級の青い山々のつらなりがみえてきた。そのとき、ふと視界をよぎる白いひらめきにきづいた。近くに止まったので、顔をちがづけてみると、アポロ蝶!だった。あわててかぶっていたハンチングでとりおさえた。今でも、プラスチックに封じこめて手もとにおいている。しだいに赤い斑点も色あせてきているのも、我が身をかえりみればいたしかたない。
by
aocima
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2008-05-14 12:15
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